令和6年8月3日(土)午後1時半から4時
松本市なんなん広場(松本市芳野4-1)3階 大会議室
講演タイトル「社会活動量低下者という概念」 NPO法人Gland・Riche 若林美輪・上兼裕
参加申し込み 締め切り 7月31日(水)
申し込み先 松本市教育委員会生涯学習青少年ホーム
電話 0263-26-1083 FAX 0263-25-5337 メール ms-home@city.matsmoto.lg.jp
お時間ありましたらぜひ^^
「隙間を埋める」
私達福祉現場職の仕事には、実績には反映されない仕事がたくさんあります。先日も、弊法人で自立支援に関するお手伝いをさせて頂いているご利用者様が、原動機付自転車の運転免許を取得しました。子どもからお年寄りまで、又、障がいのある方にとって、学習や余暇活動や就労支援など、どのようなお手伝いをさせていただけば、その方の望む生活や人生を手に入れられるのかは、個別の対応が必要になることが多いです。
今回免許を取得された方も、自力で行きたい所に行けることで、生活や就労場所を選ぶ際の可能性の範囲が大きく広がりました。又、過去には、好きなアイドルが活躍する地方で働きたい。というご希望の方と、実際にその地域へ一緒に出向き、生活のシュミレーションを行い、現地の支援者に支援をバトンタッチするお手伝いをさせていただいたこともあります。このような個別の支援は、既存の福祉サービスの範囲には該当するものがなく、弊法人のようなNPO法人等が、それぞれの地域で、そうした個々のニーズを救い上げるような活動をボランティアとして行っているのが現状です。
このような中、弊法人では、この度、松本市福祉政策課から後援をいただき、「社会活動量低下者なんでも相談会」を、月に一回、来年三月まで、松本市なんなん広場を会場に開催することとなりました。
「社会活動量低下状態」とは、病気やその他の理由で、仕事や余暇活動等へ参加する機会が減っている状態を指し、当事者もしくは身近にそのような方がいる方など、どなたでも相談に来ていただける機会となっています。冒頭で書いたような、例えば交通手段が無く、社会活動量が減っているとか、今住んでいる地域でやりたいことが見つからないから家から出ない等…のお話でも、なんでもかまわないのです。大事なのは何らかの困りごとを抱えている方が、一人で悩まない社会を作ること。誰かに話してみる機会を作ることなのです。
この相談会では、その場で答えまで辿り着くことを目的とせず、これを機会にどこかの支援窓口に繋がることを目的としています。こうした、「少し曖昧だけれど確実に支援の隙間」となっているニーズを救う活動を、行政が応援してくれることで、行政は市民一人ひとりをとても大切に想ってくれているのだと、大変心強く感じます。ですから、私達NPO法人も、その役割をしっかりと全うしようと思います。さあ、今日もファイトです!
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↑ 全文です。
そして、5月号を掲載していませんでした!また近々後日掲載します!
そして、もう一年コラム掲載を継続させていただくこととなりました。
また一年間よろしくお願い申し上げます。
今年度は、より良い事業継続運営のため、東京での研修等も隙間時間を見つけて積極的に行っています。またご報告していきますので、お待ちくださいませ^^
社会活動量低下者なんでも相談会のお知らせ。
社会活動量低下状態とは、長い年月ひきこもり状態にあったり、一時的に休職していたり、様々な理由から、仕事や買い物や趣味、レクレーション活動等ができない状態にある方を指します。
そのような方が身近にいて、そのことを誰かに話したり、相談してみたい方のよろず相談会を開催します。
場所 松本市なんなんひろば 松本市芳野4番1号(松南地区公民館)部屋は現地でご確認ください。
松本市外の方の相談でもかまいません。
予約はいりません。
問い合わせ 担当上兼(うえがね)08044350576(ショートメール可)
松本市役所福祉政策課後援事業です。
日時はチラシをご覧ください(^^)