月別アーカイブ: 2015年12月

トウキの収穫。

おかげ様で、12/10(木)に、協力農家の方、Gland・Richeの若者メンバーと共に、信州安曇野で試験栽培をしている今年の春植えのトウキの収穫を行いました。

バックホー&手作業で行い、翌日11日(金)に、洗浄、乾かし作業を行いました。

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日本では奈良県、和歌山県で採取した当帰を「大和当帰(ヤマトトウキ)」と言い、東北地方で採取した当帰を採取された地方名で「南部当帰(ナンブトウキ)」、「岩手当帰(イワテトウキ)」、「仙台当帰(センダイトウキ)」、 滋賀県で採取された当帰を「伊吹当帰(イブキトウキ)」、 岩手当帰や南部当帰は別名で「深山当帰(ミヤマトウキ)」と言いますが、 日本で自生している当帰のなかで一番品質が良いのは「大和当帰(ヤマトトウキ)」、「大深当帰(オオブカトウキ)です。

この、品質が良いとされている大和当期を収穫したのです。大和当期の大きな特徴が、根に近い部分の茎の赤みです。

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これで一年草収穫の一連の流れがわかりました。来年植える時期、手作業の流れや回数、肥料のこと、除草作業のことなどがわかりました。

また、ねずみにかじられた株は3株でした。それも全部ではなく、一部。よほど香りも味も強烈なのでしょう(^^;)これで鳥獣被害対策もできる作物であることもわかりました。

信州での新しい農業と人、まちづくりの形として、様々な夢と希望を持って来年度に活かします!