どんぐり事業も農福連携です。

秋なので、どんぐりの話題を!

生薬栽培だけでなく、どんぐりを使った商品作りもしています。

注:どんぐり粉、どんぐりコーヒーの販売は11月末からの予定です。販売開始日が決まりましたら、販売形態、金額を含めこちらのブログで告知致します。もう少々お待ちくださいませ。

*どんぐり食品の開発販売*

上田市や安曇野市、松本市の福祉事業所と連携して、天然のどんぐりを使ったコーヒーやお菓子、パンの開発販売をしています。私達の取り組みに賛同してくださる方がご尽力くださり、長野県ではどんぐりが果樹認定されました。そこで、上田市の畑に、どんぐりの苗を植え、将来のどんぐり食品産業へ向けての一歩を踏み出しました。 http://tonbohouse.jp/donguri.html

そもそも、なぜどんぐり製品を作っているのか?と、言いますと、そもそものはじめは代表が妊娠した際に、それまで一日に何十杯と飲んでいた大好きなコーヒーを減らすように言われたことがきっかけです。そして、創作料理作りが趣味な代表は、大根、ニンジン、ゴボウ、その他野菜やフルーツなどを乾燥させて炒って、コーヒーの代用となる飲みものを試行錯誤しながら作り始めました。でも、素材の味そのものが出てしまう野菜やフルーツは、コーヒーの代用品にはなかなかなりませんでした。その時ふと、代表の知り合いのお年寄りの方々が、昔、戦争中に、どんぐりを食べていたことがある。という話をしてくれたことを思い出し、どんぐりを使って飲み物を作ってみました・・・そこからぐんぐんと状況が好転し、更に、公共の公園等に落ちているどんぐりの使い道を管理者の方々などに尋ねたところ、お掃除したどんぐりは、落ち葉と一緒に粉砕機にかけて、たい肥として使用するのだけれど、実はどんぐりはとても身が固いため、粉砕機の歯がすぐにだめになってしまうので、結局どんぐりだけ分けて、捨てているところが多い。ということがわかりました。で、あれば、子供たちなどが楽しみに拾う分ではなくて、お掃除の方々が集めて捨ててしまう分を頂き、活用しよう!と、考えたのでした。又、どんぐり拾いやどんぐりの殻剥き、アク抜き、粉砕、成形など、作業工程が様々に分かれているため、それぞれを得意とする人や団体もあるのではないか。粉砕機の歯も壊れずに、みんなにとって良くなるのではないか。そんな風に考えました。

それから、色々な試行錯誤の末、様々な形になって、現在に至ります。

どんぐりの粉入りパンや、

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どんぐりクッキー、

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どんぐりとさつまいものコーヒー、

どんぐりコーヒーミニ袋

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又、どんぐりの殻入り紙を使った製品作りなどをしています。(写真は、名刺ケース、ウエディング装飾)

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*どんぐりパン:NPO法人夢トライ 有明のパン屋さん http://yumetry.com/npo/

*どんぐりクッキー:まるこ福祉会 http://tonbohouse.jp/

*どんぐりとさつまいものコーヒー:地元農家さん、NPO法人Gland・Riche

*どんぐり殻剥き、どんぐり紙製作:社会就労センター コムハウスhttp://www.comhouse.info/

それぞれの販売先はイベント時や、長野県内の道の駅等です。(食品衛生検査、放射能検査済)

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どんぐりの殻剥きもお仕事としてお願いしています。(↑社会就労センターコムハウス)

農福商連携事業は、正に「強みと強み」の相乗効果です☆